ファイルをバイナリ形式で表示する (C#/VB Winow Form編)

画面のデザイン

『Visual Studio 2017』を使用してアプリケーションの画面を作成します。

(以下の説明で使用している画像はC#での作成画面ですが、VBでも同じです。)

画面左側にある『ツールボックス』をクリックすると、画面に配置できるコントロールのリストが表示されますので、配置するパーツをマウスで掴んで、フォーム画面にドラッグ・アンド・ドロップします。

フォーム画面にメニューを追加します。



『ツールボックス』から『MenuStrip』を選んで、フォーム画面にドラッグ・アンド・ドロップして貼り付けます。

貼り付けたメニューコントロールにメニュー項目とサブメニューを追加します。

追加するメニュー項目とサブメニューは以下のようになります。

  • ファイル
    • アプリケーションの終了
  • ヘルプ
    • バージョン情報

フォーム画面にステータスバーを追加します。

『ツールボックス』から『StatusStrip』を選んで、フォーム画面にドラッグ・アンド・ドロップして貼り付けます。

フォーム画面を2分割追加します。

『ツールボックス』から『SplitContainer』を選んで、フォーム画面にドラッグ・アンド・ドロップして貼り付けます。

フォーム画面をさらに2分割して3分割(3ペイン)画面にします。


『ツールボックス』から『SplitContainer』を選んで、フォーム画面の右側『Panel2』にドラッグ・アンド・ドロップして貼り付けます。

貼り付けたコントロールの右上の右矢印をクリックして、『SplitContainerタスク』メニューを表示して『上下分割の方向』をクリックして、分割画面を左右分割から上下分割に変更します。

フォーム画面にツリービューを追加します。


『ツールボックス』から『TreeView』を選んで、フォーム画面の左側『Panel1』にドラッグ・アンド・ドロップして貼り付けます。

貼り付けたコントロールの右上の右矢印をクリックして、『TreeViewタスク』メニューを表示して『親コンテナーにドッキングする』をクリックして、ツリービューを分割画面一杯に配置します。

(親コンテナーとドッキングすることで、分割ウインドウのサイズを変更したときにツリービューのサイズも連動して変更されるようになります。)

フォーム画面にリストビューを追加します。


『ツールボックス』から『ListView』を選んで、フォーム画面の右側『Panel1』にドラッグ・アンド・ドロップして貼り付けます。

貼り付けたコントロールの右上の右矢印をクリックして、『ListViewタスク』メニューを表示して『親コンテナーにドッキングする』をクリックして、ツリービューを分割画面一杯に配置します。

フォーム画面にピクチャーボックスを追加します。


『ツールボックス』から『PictureBox』を選んで、フォーム画面の右側『Panel2』にドラッグ・アンド・ドロップして貼り付けます。

貼り付けたコントロールの右上の右矢印をクリックして、『PictureBoxタスク』メニューを表示して『親コンテナーにドッキングする』をクリックして、ツリービューを分割画面一杯に配置します。

ピクチャーボックスの背景色(BackColor)はデフォルトで『Control』になっているので『Window』に変更します。

ピクチャーボックスに水平スクロールバーを追加します。

『ツールボックス』から『HScrollBar』を選んで、フォーム画面のピクチャーボックスにドラッグ・アンド・ドロップして貼り付けます。

水平スクロールバーの位置をピクチャーボックスの下側に配置するために『Dock』の指定を『Bottom』に変更します。

ピクチャーボックスに垂直スクロールバーを追加します。

『ツールボックス』から『VScrollBar』を選んで、フォーム画面のピクチャーボックスにドラッグ・アンド・ドロップして貼り付けます。

水平スクロールバーの位置をピクチャーボックスの左側に配置するために『Dock』の指定を『Right』に変更します。

タイトルを変更します。

『プロパティ』コンボボックスで『Form1 System.Windows.Forms.Form』を選びます。

『Text』の内容を『バイナリ形式でファイルの内容を表示 (C#)』(VBの場合は『バイナリ形式でファイルの内容を表示 (Visual Basic)』)に変更します。

各コントロール名を変更します。








別にコントロールの名前はデフォルトのままでもよいのですが、プログラム中で判り易くするために変更しておきます。

各コントロールの名前は以下のようにします。

名前コントロール
MainFormフォーム画面
FileTreeツリービュー
FileListリストビュー
FileDataピクチャーボックス
FileDataHScroll水平スクロールバー
FileDataVScroll垂直スクロールバー
StatusBarステータスバー
StatusLabel1ステータスバーのメッセージ表示領域

ステータスバーのメッセージ表示領域をクリアします。

『プロパティ』コンボボックスで『StatusLabel1 System.Windows.Forms.ToolStripStatusLabel』を選びます。

『Text』の内容にコントロール名が入っているのでクリアします。

フォーム画面のファイル名を変更します。

これも変更する必要はないのですが、フォーム画面のコントロール名を変更したので併せてファイル名を『Form1.cs』から『MainForm.cs』に変更しておきます。

画面のデザインが作成できたので、一度ここでコンパイルをしてみましょう。

メニューから[ビルド(B)]→[ソリューションのリビルド(R)]を選択します。

この時点ではコンパイルエラーは出ないはずですが、もしもコンパイルエラーが出てしまったら修正してください。

コンパイルが完了したら、プログラムを動かしてみましょう。

メニューから[デバッグ(D)]→[デバッグの開始(S)]を選択します。

以下のようなウインドウが表示されます。

確認出来たらウインドウの右上にある[X]ボタンを押してプログラムを終了します。



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