簡易ターミナルソフト (Multi Port Terminal)
Multi Port Terminal(マルチポート ターミナル)は、従来のシリアルポートに加えて、パラレルポート、socketレベルのTCP/IP、 および、USBポートでの接続を利用した簡易ターミナルソフトです。
当初、プリンタの双方向通信のデバッグ用に開発したツールですが、プリンタのデバッグ以外にもご利用頂けます。
主な機能は以下のとおりです。
- シリアルポートによる通信。
- パラレルポートによる双方向通信。
- USBポートによる通信。(但し、アプリケーションから直接通信可能なUSBデバイスに限る。)
- TCPサーバーモードによるsocket通信。
- TCPクライアントモードによるsocket通信。
- MDIインターフェースの採用により、同時に複数のポートと接続が可能。
- バイナリモードによるファイル送信機能。
- 受信した通信データのファイル保存機能。
- ファンクションキーに文字列を登録して、登録した文字列をファンクションキーで送信。
ターミナル画面で表示可能な2バイトコードは S-JIS のみです。
※新たな機能を搭載した後継ソフト『Multi Port Terminal 2』が発売中です。
※『iP! 2010年12月号 (晋遊舎)』の『最新フリーソフトライブラリ』に紹介されました。
- 本ソフトウェアを利用して発生した、いかなる損害も、作者および、その関係団体は責任を負いません。
- 作者および、その関係団体は、本ソフトウェアに対する不具合の改修および、機能改善のためのバージョンアップの義務を負いません。
- 作者および、その関係団体は、本ソフトウェアに対する、いかなるサポートの義務を負いません。
- 本ソフトウェアの一部または全部を再配布するときは、事前に作者の許可が必要です。
バージョン | 日付 | 変更履歴 |
Ver1.01 | 2010.11.11 | TCPサーバー接続で「ホスト名」で指定したIPアドレス以外からの接続が出来ない不具合を修正。 |
Ver1.00 | 2008.01.13 | 初版公開。 |
使用上の注意点
※パラレルポートをご利用になられる場合、『コントロールパネル』⇒『プリンタとFAX』にて表示されるプリンタに、 プリンタポート(LPT1、LPT2等)を割り付けてあると、うまく動作しません。
※USBポートは、接続される機器ごとにデバイスドライバが作成されるものなので、デバイスドライバの製作者がご利用されることを想定しています。
(アプリケーションから利用するときのデバイス名をデバイスドライバ内部で登録するために、デバイスドライバの製作者が利用するだろうと考えています。)
ただ、いくつかの機器では、Windows標準の汎用デバイスを利用していたりしますので、このように汎用デバイスを利用する機器で『Multi Port Terminal』を ご利用いただけるように接続中のUSBデバイスのGUIDを取得するソフトを用意しました。
ただし、ご自分で作成されてない機器を、不用意にアクセスすると、何が起こるかわかりませんので、くれぐれも 自己責任 でご利用ください。
※期待されている方がいるかもしれませんが、残念ながらUSB接続のHDDやUSBマウスとかは、本ソフトウェアでは通信できません。
(ストレージ・クラスやHIDクラスのUSBデバイスは、アプリケーションから直にUSBポートへのREAD/WRITEは許可していないようです。)
Multi Port TerminalのUSBポート接続で汎用のUSBデバイス等を利用するために、現在接続中のUSBデバイスのオープン可能な GUID を取得するソフトウェアです。
USBデバイスよっては、複数の GUID が表示されることがあります。
どの GUID が使用できるのかは、試してみないとわかりませんので、個々に試してみてください。
(該当デバイスが他で使用されていると、全ての GUID が接続できないこともあります。)
※残念ながらUSB接続のHDDやUSBマウスとかは、本ソフトウェアではGUIDは取得できません。
(ストレージ・クラスやHIDクラスのUSBデバイスは、アプリケーションに対してアクセス用のGUIDは提供していないのでは?と思っています。)
バージョン | 日付 | 変更履歴 |
Ver1.01 | 2010.11.23 |
Windows Vista / Windows 7でも動作するように修正。 デバイスファイルとしてオープンできないGUIDは表示しないようにする。 |
Ver1.00 | 2008.01.13 | 初版公開。 |