RTPパケット簡易解析ツール - オンラインヘルプ

アプリケーションのインストール

アーカイブファイルはzip形式で圧縮されていますので、適当なフォルダを作成して、解凍したすべてのファイルを同一のフォルダに置いてください。

ファイル構成

pars_rtp.exeアプリケーション本体。



アプリケーションのアンインストール

アプリケーションのインストールで作成したフォルダにあるすべてのファイルを削除してください。




メニューの説明


ファイル

ファイルを開く

解析するRTPパケットのキャプチャファイルをオープンします。

ファイルを閉じる

オープンしているキャプチャファイルを閉じます。

ストリームを抽出

現在読み込んでいるパケットリストの指定した範囲のパケットを別ファイルに保存します。

CSVファイルにリストを出力

現在一覧表示しているパケットリストの指定した範囲のパケットをCSVファイルに保存するために、「CSVファイル出力ダイアログ」を表示します。
※一覧表示されているパケットリストからしかCSVファイルへの出力は行いませんので注意してください。

アプリケーションの終了

アプリケーションを終了します。



表示

表示画面の切り替え

表示しているリストの切り替えを行うために、「切り替え画面一覧ダイアログ」を表示します。

リストの表示開始番号を指定

リストの表示開始位置を指定します。

前のアドレスを表示

現在表示しているリストのカーソル位置を1つ前のパケットに移動します。

次のアドレスを表示

現在表示しているリストのカーソル位置を1つ後ろパケットに移動します。

指定アドレスへジャンプ

現在表示しているリストのカーソル位置を指定したパケット位置へ移動します。

表示中のリストの先頭へ移動

現在表示中のリストの先頭のパケット位置にカーソルが移動します。

表示中のリストの最後へ移動

現在表示中のリストの最後のパケット位置にカーソルが移動します。

ファイルの先頭へ移動

現在表示中のリストの最後のパケット位置にカーソルが移動します。

ファイルの最後へ移動

ファイルの最後のパケット位置にカーソルが移動します。



検索

マーカの設定/削除

現在カーソルがあるパケットに対して、マーカの設定/削除を行います。

マーカの設定

マーカが設定されていないパケットに対して、本項目を実行するとマーカの設定を行います。
マーカが設定されたパケットは、表示リストの左端に「*」が表示されます。
また、リスト表示が『色の設定』で設定された「マーク行の色」で指定された色になります。

マーカの削除

マーカが設定されているパケットに対して、本項目を実行するとマーカの削除を行います。

※マーカは最大256個まで設定できます。

マーカ一覧

現在設定されているマーカの一覧を表示します。

エラー一覧

ストリームの読み込み時に検出したエラーパケットの一覧を表示します。



設定

表示色の設定

各表示画面の文字色と背景色を変更します。

フォントの設定

画面表示で使用するフォントを変更します。



ヘルプ

ヘルプの表示

ヘルプのホームページを開きます。

言語選択

アプリケーションの表示言語を「英語」か「日本語」かを選択します。
※表示言語が切り替わるのは次にアプリケーションを起動した後からになります。

バージョン情報

アプリケーションのバージョン情報を表示します。


ユーザー登録

ライセンスキーの入力を行います。
※ライセンスキーの登録が既に完了している場合は本項目は選択できません。




ストリームを抽出


RTPパケットの中から音声または映像データをファイルに取り出します。



抽出するストリーム

(1) 保存方法

抽出したストリームをファイルに保存するときのデータ形式を指定します。

RAW形式

抽出したストリームをRAW(バイナリ)データ形式で保存します。

AVI形式

抽出したストリームをAVIファイルに保存します。

(2) ストリーム

抽出するストリームを選択します。
「保存方法」にAVI形式を指定した場合は、音声と映像のストリームをそれぞれ1つ選択します。

抽出する範囲

(3) 開始位置

抽出を開始するパケット番号を指定します。

(4) 開始位置の[参照]ボタン

開始位置のパケット番号をマーカ一覧から選択します。

(5) 終了位置

抽出を終了するパケット番号を指定します。

(6) 終了位置の[参照]ボタン

終了位置のパケット番号をマーカ一覧から選択します。

出力ファイル名

(7) 出力ファイル名

抽出したストリームを保存するファイル名を指定します。

(8) 出力ファイル名の選択ボタン

既存のファイルから出力ファイル名を選択します。


(9) [開始]ボタン

ストリームの出力を開始します。

(10) [閉じる]ボタン

ストリームの出力を行わずにダイアログを終了します。



CSVファイルにリストを出力


現在表示中のリストの内容をCSVファイルに出力します。




出力範囲

(1) 開始位置 CVSファイルに出力を開始するリスト番号を指定します。
(2) 終了位置 CVSファイルに出力を終了するリスト番号を指定します。
終了位置のリスト番号の項目までCSVファイルに出力します。


CSVファイル名

(3) CSVファイル名 生成するCVSファイルのファイル名をフルパスで指定します。
(4) [参照]ボタン 生成するCVSファイルを既存のファイルから選択します。


(5) [OK]ボタン 表示中リストの指定された範囲のパケットをCSVファイルに出力します。
(6) [キャンセル]ボタン 何もしないで「CSVファイル出力ダイアログ」を閉じます。



表示画面の切り替え


現在表示中のリストを別のリストに切り替えます。




表示画面の切り替えダイアログ

(1) 切り替え画面一覧 切り替え可能な画面のリストを表示します。
(2) [OK]ボタン 切り替え画面一覧のリストの中で選択されている画面に切り替えます。
(3) [キャンセル]ボタン 何もしないで「表示画面の切り替えダイアログ」を閉じます。



リストの表示開始番号を指定


現在表示中のリストの表示開始パケットを指定します。




リストの表示開始番号指定ダイアログ

(1) 番号指定 表示開始パケットをリスト番号で指定します。
(2) アドレス指定 表示開始パケットをパケットの先頭アドレスで指定します。
(3) 開始番号 リスト番号またパケットのアドレスを指定します。
アドレス指定の場合16進数で入力します。
(4) [OK]ボタン 表示中のリストを指定された開始パケットから再表示します。
(5) [キャンセル]ボタン 何もしないで「リストの表示開始番号指定ダイアログ」を閉じます。



指定アドレスへジャンプ


リストのカーソル行を指定したパケットに移動します。




指定アドレスへのジャンプダイアログ

(1) 番号指定 移動先のパケットをリスト番号で指定します。
(2) アドレス指定 移動先のパケットをパケットの先頭アドレスで指定します。
(3) ジャンプ先 リスト番号またパケットのアドレスを指定します。
アドレス指定の場合16進数で入力します。
(4) [OK]ボタン 指定されたパケットにカーソル移動します。
(5) [キャンセル]ボタン 何もしないで「指定アドレスへのジャンプダイアログ」を閉じます。



マーカ一覧


表示リストに指定されているマーカーの一覧を表示します。




マーカ一覧ダイアログ

(1) マーカ一覧 マーカーが設定されているパケットのアドレスをリスト表示します。
(2) [ジャンプ]ボタン マーカ一覧で選択されているパケットにカーソルを移動します。
(3) [削除]ボタン マーカ一覧で選択されているパケットのマーカーを削除します。
(4) [全て削除]ボタン 全てのマーカーを削除します。
(5) [閉じる]ボタン 「マーカ一覧ダイアログ」を閉じます。



エラー一覧


エラーの発生したパケットの一覧を表示します。




エラー一覧ダイアログ

(1) エラー一覧 エラーが発生したパケットのアドレスをリスト表示します。
(2) [ジャンプ]ボタン マーカ一覧で選択されているパケットにカーソルを移動します。
(3) [閉じる]ボタン 「エラー一覧ダイアログ」を閉じます。



表示色の設定


一覧表の各行の表示色を設定します。



(1) 選択項目リスト 表示色を設定するリスト項目の一覧を表示します。
(2) 文字の色 選択項目リストで選択した項目の文字色を指定します。
(3) 背景の色 選択項目リストで選択した項目の背景色を指定します。



フォントの設定


表示フォントを設定します。



(1) フォント名 表示するフォントをリストから選択します。
(2) サイズ 表示するフォントの文字サイズを選択します。
(3) プレビュー 選択したフォントをプレビュー表示します。



言語設定


アプリケーションの表示言語を設定します。



(1) 言語選択 アプリケーションの表示言語を以下の言語から選択します。

英語。
日本語。



ライセンスキー入力


ライセンスキーを入力します。



(1) [ライセンスキー購入ページへ]ボタン ライセンスキーの購入を行えるホームページを表示します。
(2) ユーザー名 ライセンス登録するユーザー名を入力します。
(3) ライセンスキー 作者より教わったライセンスキーを入力します。



メインウインドウ


アプリケーションのメイン画面は以下のような構成になっています。



(1)

RTPパケットの一覧表を表示します。
一覧表示には、RTPパケットの全パケットの一覧表示とポート番号別の一覧表示があります。
1画面で表示できるパケットの最大数は30,000パケットです。
(30,000パケットを超えるパケットは次のページに表示します。)

(2)

一覧表で選択したRTPパケットのヘッダ情報等の解析内容を表示します。
解析するヘッダ情報は以下の通りです。

  • IPヘッダ
  • UDPヘッダ
  • RTPヘッダ

(3) 一覧表で選択したRTPパケットのバイナリデータを表示します。



RTPパケット一覧 (全パケット表示)

No. 全RTPパケット中のリスト番号です。
ADDRESS RTPパケットのキャプチャファイル上のアドレスです。
Packet No. キャプチャファイル上のパケット番号です。
Cap Time キャプチャファイル上のタイムスタンプです。
Seq No. RTPパケットのシーケンス番号です。
RTP Time RTPパケットのタイムスタンプです。
Type ペイロードタイプです。
M RTPパケット・ヘッダの"marker"フィールドが"1"のときに"*"を表示します。
Src Adr. RTPパケット送信元IPアドレスです。
Port RTPパケット送信元ポート番号です。
Payload RTPパケットのペイロードのバイト数です。
エラー内容 エラーパケットのエラー内容です。


ポート別RTPパケット一覧

No. ポート別RTPパケット中のリスト番号です。
ADDRESS RTPパケットのキャプチャファイル上のアドレスです。
Packet No. キャプチャファイル上のパケット番号です。
Cap Time キャプチャファイル上のタイムスタンプです。
GAP (Cap Time) 1つ前のキャプチャのタイムスタンプとの差分です。
Seq No. RTPパケットのシーケンス番号です。
RTP Time RTPパケットのタイムスタンプです。
GAP (RTP Time) 1つ前のRTPパケットのタイムスタンプとの差分です。
Jitter

キャプチャのタイムスタンプ - RTPパケットのタイムスタンプ

(キャプチャのタイムスタンプから計算した経過時間からのRTPパケットのタイムスタンプから計算した経過時間を引いた値です。)

M RTPパケット・ヘッダの"marker"フィールドが"1"のときに"*"を表示します。
Payload RTPパケットのペイロードのバイト数です。
Bitrate 1秒間のペイロードの合計バイト数です。





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