Pseudo Terminal - オンラインヘルプ

アプリケーションのインストール

アーカイブファイルはzip形式で圧縮されていますので、適当なフォルダを作成して、解凍したすべてのファイルを同一のフォルダに置いてください。

ファイル構成

PseudoTerm.exe

アプリケーション本体。

PseudoTerm.exe.config

設定ファイル。

ja-JP/PseudoTerm.resources.dll

日本語リソースファイル。



アプリケーションのアンインストール

アプリケーションのインストールで作成したフォルダにあるすべてのファイルを削除してください。




メニューの説明


ファイル

シナリオファイルの読み込み

シナリオリストファイルを読み込みます。

シナリオリストを閉じる

シナリオリストファイルを閉じます。

シナリオの新規作成

新規にシナリオファイルを作成します。

シナリオの編集

既存のシナリオファイルを編集します。

シナリオリストの新規作成

新規にシナリオリストファイルを作成します。

シナリオリストの編集

既存のシナリオリストファイルを編集します。

設定

アプリケーションの各種設定を行います。

アプリケーションの終了

アプリケーションを終了します。



ヘルプ

ヘルプの表示

ヘルプのホームページを開きます。

言語選択

アプリケーションの表示言語を「英語」か「日本語」かを選択します。
※表示言語が切り替わるのは次にアプリケーションを起動した後からになります。

バージョン情報

アプリケーションのバージョン情報を表示します。


ユーザー登録

ライセンスキーの入力を行います。
※ライセンスキーの登録が既に完了している場合は本項目は選択できません。




メイン画面の説明




(1) 通信デバイス

データ通信を行う通信ポートを選択します。
選択可能な通信ポートは、現在パソコンで利用可能なシリアルポートとネットワーク設定で登録したネットワークポートになります。

(2) [接続]ボタン

通信デバイスをオープンします。

(3) [切断]ボタン

通信デバイスをクローズします。

(4) 文字コード

通信データの文字コードを表示します。

(5) 常駐シナリオのリスト

読み込んだシナリオファイルに登録されている常駐シナリオのリストを表示します。

(6) [開始]ボタン

常駐シナリオの実行を開始します。

(7) [停止]ボタン

常駐シナリオの実行を停止します。

(8) 手動シナリオのリスト

シナリオリストファイルの手動シナリオリストのタイトルを選択リストとして表示します。

(9) [送信]ボタン

手動シナリオリストで選択されたシナリオを実行します。

(10) [キャンセル]ボタン

実行中の手動シナリオを中断します。

(11) ログメッセージ・リスト

ログメッセージを表示します。

(12) [クリア]ボタン

ログメッセージ・リストをクリアします。

(13) [コピー]ボタン

ログメッセージ・リストの内容をクリップボードにコピーします。



シナリオリストファイルの登録と編集


メイン画面の常駐シナリオおよび手動シナリオで使用するシナリオファイルのリストを作成します。




(1) シナリオファイル名

作成するシナリオリストファイルのファイル名を入力します。

(2) [参照]ボタン

既存のファイルからシナリオリストファイル名を選択します。

(3) 文字コード

通信データの文字コードを選択します。
選択可能な文字コードは設定ダイアログで登録します。

(4) 開始コード

STX(0x02)のような受信データの開始コードが必要な場合に指定します。
0~255の範囲で指定します。
開始コードを使用しない場合は -1 を指定してください。
最大2つまで開始コードを指定できます。
※受信データの開始位置判定の為の指定です。

(5) 終了コード

ETX(0x03)や改行コード(0x0D,0x0A)のような受信データの終了コードが必要な場合に指定します。
0~255の範囲で指定します。
終了コードを使用しない場合は -1 を指定してください。
最大2つまで終了コードを指定できます。
※受信データの終了位置判定の為の指定です。

(6) チェックコード

チェックサムやCRCコードなどのエラーチェック用のコードが終了コードに続いて付加される場合に、チェックコードのバイト数を指定します。
※送受信データのバイト数を確定するために必要は情報で、チェックコード自体の評価は行いません。



常駐シナリオ

常駐シナリオは複数のシナリオを同時に実行します。
同時実行するときの実行順序はシナリオファイルリストの先頭から順次実行します。
また、受信データとの比較もシナリオファイルリストの先頭から順次比較し、一致したシナリオを検出した時点で比較を打ち切ります。

(7) 常駐シナリオファイルリスト

タイトル

シナリオファイルで設定してあるシナリオのタイトルを表示します。

ファイル名

シナリオファイルのファイル名をフルパスで表示します。

(8) [追加]ボタン

シナリオファイルリストに既存のシナリオファイルを追加します。

(9) [▲]ボタン

シナリオファイルリストで選択中のシナリオファイルをリストの1行上に移動します。
(シナリオの実行優先順位を上げます。)

(10) [▼]ボタン

シナリオファイルリストで選択中のシナリオファイルをリストの1行下に移動します。
(シナリオの実行優先順位を下げます。)

(11) [削除]ボタン

シナリオファイルリストで選択中のシナリオファイルをリストから削除します。



手動シナリオ

手動シナリオは複数のシナリオから1つのシナリオを選んで実行します。
受信データとの比較は常駐シナリオよりも先に比較し、一致した場合常駐シナリオとの比較は行いません。



(7) 手動シナリオファイルリスト

タイトル

シナリオファイルで設定してあるシナリオのタイトルを表示します。

ファイル名

シナリオファイルのファイル名をフルパスで表示します。

(8) [追加]ボタン

シナリオファイルリストに既存のシナリオファイルを追加します。

(9) [削除]ボタン

シナリオファイルリストで選択中のシナリオファイルをリストから削除します。



シナリオの登録と編集


送受信コマンドの一連のシーケンスを「シナリオ」として登録します。
(本アプリケーションでは、データ送信、受信等の動作を「アクション」と呼び、アクションの集まりを「シナリオ」と呼びます。)





(1) ファイル名

作成するシナリオファイルのファイル名を入力します。

(2) [参照]ボタン

既存のファイルからシナリオファイル名を選択します。

(3) タイトル

シナリオリストに表示するこのシナリオのタイトルを設定します。

(4) アクションリスト

アクション

シナリオのアクション種別を表示します。

時間設定

待ち時間を表示します。

テキスト

アクションで使用する送受信データの文字列を表示します。

(5) [追加]ボタン

アクション設定の内容をアクションリストの最後に追加します。

(6) [更新]ボタン

アクション設定の内容をアクションリストで選択中のアクションに上書きします。

(7) [▲]ボタン

アクションリストで選択したアクションをリストの1行上に移動します。

(8) [▼]ボタン

アクションリストで選択したアクションをリストの1行下に移動します。

(9) [削除]ボタン

アクションリストで選択中のアクションを削除します。

アクション設定

(10) アクション

シナリオのアクション種別を表示します。

(11) 時間設定

アクション種別が[受信]の場合、受信待ちタイムアウトの時間を(秒)単位で表示します。
アクション種別が[時間待ち]の場合、待ち時間を(秒)単位で表示します。

(12) データ種別

アクションに付加するパラメータのデータ種別を表示します。

(13) 区切り文字

コマンドとパラメータ間の区切り文字を表示します。

(14) 区切り文字

パラメータ間の区切り文字を表示します。

(15) プレーンテキスト

データ種別が[プレーンテキスト]の場合、送受信する文字列を表示します。
アクション種別が[ログ出力]の場合、ログに出力する文字列を表示します。

(16) コマンド/パラメータリスト

データ種別が[コマンド/パラメータ]の場合、コマンドおよびパラメータのリストを表示します。

データ種別

コマンド/パラメータのデータ種別を表示します。

比較方法

コマンド/パラメータの受信データとの比較方法を表示します。

データ長

コマンド/パラメータのデータ長を表示します。

データ

コマンド/パラメータの文字列を表示します。



アクションの登録と編集


アクションの設定内容を編集します。




(1) アクション

シナリオのアクション種別を以下の項目から選択します。

送信

データ送信を行います。
※開始コード、終了コード、チェックコードも全て送信データに含めてください。

受信

相手先からのデータ受信を待ちます。
※開始コード、終了コード、チェックコードも全て受信データに含めてください。

時間待ち

設定された時間だけ時間待ちを行います。

ログ出力

ログにメッセージを出力します。

(2) 時間設定

アクション種別が[受信]の場合、受信待ちタイムアウトの時間を(秒)単位で指定します。
アクション種別が[時間待ち]の場合、待ち時間を(秒)単位で指定します。

(3) データ種別

アクションに付加するパラメータのデータ種別を以下の項目から選択します。

プレーンテキスト

送受信するデータは通常の文字列になります。

コマンド/パラメータ

送受信するデータは「コマンド パラメータ,パラメータ,...」の形式になります。

(4) 区切り文字

コマンドとパラメータ間の区切り文字を設定します。
区切り文字として空白を指定する場合、半角スペースを入力するか、文字列で「sp」を入力します。
※ データ種別が[プレーンテキスト]の場合は設定できません。

(5) 区切り文字

パラメータ間の区切り文字を設定します。
入力内容は「(12)コマンドとパラメータ間の区切り文字」と同じです。

(6) プレーンテキスト

データ種別が[プレーンテキスト]の場合、送受信する文字列を入力します。
アクション種別が[ログ出力]の場合、ログに出力する文字列を入力します。
以下のエスケープ文字が使用できます。

\n

改行(ラインフィード)

\r

キャリッジリターン

\t

水平タブ

\\

バックスラッシュ「\」

\x

16進表記のASCII文字
※「\x」に続けて16進数1~2桁を記述します。

(7) コマンド/パラメータリスト

シナリオのアクション種別を以下の項目から選択します。

データ種別

コマンド/パラメータのデータ種別を表示します。

比較方法

コマンド/パラメータの受信データとの比較方法を表示します。

データ長

コマンド/パラメータのデータ長を表示します。

データ

コマンド/パラメータの文字列を表示します。

(8) [追加]ボタン

コマンド/パラメータリストに新しいパラメータを追加します。

(9) [編集]ボタン

コマンド/パラメータリストで選択したパラメータの設定を編集します。

(10) [▲]ボタン

コマンド/パラメータリストで選択したパラメータをリストの1行上に移動します。

(11) [▼]ボタン

コマンド/パラメータリストで選択したパラメータをリストの1行下に移動します。

(12) [削除]ボタン

コマンド/パラメータリストで選択したパラメータを削除します。

(13) [クリア]ボタン

現在入力中のアクション設定の内容を全てクリアします。



コマンド/パラメータの編集


コマンドまたはパラメータの文字列を設定します。



(1) データ種別

コマンドまたはパラメータのデータ種別を以下の項目から選択します。

コマンド

データはコマンドを表す文字列です。

文字列
(パラメータ)

データはパラメータの文字列です。

現在日時
(パラメータ)

シナリオ実行時の日時をパラメータ文字列として埋め込みます。

開始・終了コード

データは開始コード、終了コード、チェックコードです。

(2) 比較方法

アクション種別が[受信]のときに相手先から受信したデータとコマンド/パラメータを比較する方法を以下の項目から選択します。

比較しない

このコマンドまたはパラメータは受信データとの比較は行いません。

完全一致

このコマンドまたはパラメータの文字列が受信データと同一の場合に比較OK.とします。

前方一致

このコマンドまたはパラメータの文字列が受信データの先頭から一致する場合に比較OK.とします。

後方一致

このコマンドまたはパラメータの文字列が受信データの最後から一致する場合に比較OK.とします。

(3) 大文字と小文字を区別する

チェックが付いている場合は大文字と小文字を区別して比較します。
チェックが付いていない場合は大文字と小文字を区別しないで比較します。

(4) データ長

コマンドまたはパラメータの文字数が固定長の場合にバイト数を指定します。
可変長の文字列の場合は -1 を指定します。

(5) テキスト

コマンドまたはパラメータの文字列を設定します。

以下のエスケープ文字が使用できます。

\n

改行(ラインフィード)

\r

キャリッジリターン

\t

水平タブ

\\

バックスラッシュ「\」

\x

16進表記のASCII文字
※「\x」に続けて16進数1~2桁を記述します。


コマンド/パラメータのデータ種別が[現在日時(パラメータ)]の場合は日時の表示フォーマットを指定します。

※C#のToString()メソッドで指定可能な書式と同一の書式となります。

yyyy年。
MM月。
dd日。
HH時。
mm分。
ss秒。




アプリケーションの各種設定


通信ポートの設定等を行います。


シリアルポート



(1) シリアルポート

通信設定を行うシリアルポートの名称(COM1,COM2,...)を選択します。

(2) ボーレート

シリアルポートの通信速度を選択します。

(3) データビット

通信データのビット数を選択します。

(4) パリティビット

パリティビットの方式を選択します。

(5) ストップビット

ストップビットのビット数を選択します。



ネットワーク




設定されているネットワークポート

(1) ネットワークポートリスト

設定されたネットワークポートのリストを表示します。

(2) [新規追加]ボタン

ネットワークポート設定で入力した内容をネットワークポートリストに新規追加します。

(3) [編集]ボタン

ネットワークポートリストで選択中のネットワークポートの設定を変更します。

(4) [削除]ボタン

ネットワークポートリストで選択中のネットワークポートの設定を削除します。


ネットワークポートリストで選択中のネットワークポート詳細

(5) ポート名

ネットワークポートのリストに表示する名称です。

(6) プロトコル

ネットワークポートで使用する通信プロトコルです。

(7) 自IPアドレスのIPアドレス

Psuedo Terminalで使用するネットワークポートのIPアドレスです。

(8) 自IPアドレスのポート番号

Psuedo Terminalで使用するネットワークポートのポート番号です。

(9) 相手先のIPアドレス

通信相手のIPアドレスです。

(10) 相手先のポート番号

通信相手のポート番号です。



文字コード




(1) 文字コードリスト

文字コードのコードページ番号と表示名の対応リストを表示します。

(2) [新規追加]ボタン

文字コードリストに新しいコードページを追加します。

(3) [編集]ボタン

文字コードリストで選択中のコードページの設定を変更します。

(4) [削除]ボタン

文字コードリストで選択中のコードページの設定を削除します。



その他




ログファイルの格納先

(1) ログを出力する

チェックが付いている場合、ログファイルを作成してログをファイルに出力します。
チェックが付いていない場合、ログファイルを作成しません。

作成するログファイルは[PSEUDOTERM_YYYYMMDDhhmmss.log]となります。

YYYYログファイル作成時の年。
MMログファイル作成時の月。
DDログファイル作成時の日。
hhログファイル作成時の時。
mmログファイル作成時の分。
ssログファイル作成時の秒。

(2) ログファイルの格納先フォルダ名

ログファイルの格納先フォルダ名を設定します。

(3) [参照]ボタン

ログファイルの格納先フォルダ名を既存のフォルダから選択します。



ネットワーク設定


ネットワークポートの設定を行います。



(1) ポート名

ネットワークポートのリストに表示する名称を設定します。

(2) プロトコル

ネットワークポートで使用する通信プロトコルを以下の項目から選択します。

UDP

UDP通信。

TCP(Client)

Psuedo TerminalをTCPクライアントとするTCP通信。

TCP(Server)

Psuedo TerminalをTCPサーバーとするTCP通信。

※ プロトコルの設定が[TCP(Server)]の場合、接続可能な端末は1台です。

(3) 自IPアドレスのIPアドレス

Psuedo Terminalで使用するネットワークポートのIPアドレスを設定します。
※ プロトコルの設定が[TCP(Client)]の場合、この設定は無効になります。

(4) 自IPアドレスのポート番号

Psuedo Terminalで使用するネットワークポートのポート番号を設定します。
※ プロトコルの設定が[TCP(Client)]の場合、この設定は無効になります。

(3) 相手先のIPアドレス

通信相手のIPアドレスを設定します。
※ プロトコルの設定が[TCP(Server)]の場合、この設定は無効になります。

(4) 相手先のポート番号

通信相手のポート番号を設定します。
※ プロトコルの設定が[TCP(Server)]の場合、この設定は無効になります。



文字コード設定


文字コードリストに追加・編集を行うコードページと表示名の設定を行います。



(1) コードページ

表示する文字コードのコードページ番号を入力します。
※ C#の EncodingInfo.DisplayName プロパティのコードページを参照してください。

(2) 表示名

文字コードの選択リストに表示される名称を入力します。



言語設定


アプリケーションの表示言語を設定します。



(1) 言語選択

アプリケーションの表示言語を以下の言語から選択します。

英語。
日本語。



ライセンスキー入力


ライセンスキーを入力します。



(1) [ライセンスキー購入ページへ]ボタン

ライセンスキーの購入を行えるホームページを表示します。

(2) ユーザー名

ライセンス登録するユーザー名を入力します。

(3) ライセンスキー

購入したライセンスキーを入力します。





商標に関する表示